音感には、「絶対音感」と「相対音感」と言う2種類が存在します。
「絶対音感」は、7歳くらいにまでにしか習得することが出来ませんが、「相対音感」は大人になってからも習得できる音感です。
「絶対音感」と「相対音感」は別の能力ですので、絶対音感を身に着けているからといって、相対音感を持っているとは限りません。
他の音(基準音)と比べなくても、聞こえてきた音がパッと「何の音」か感覚でわかる音感です。
音の周波数を自然に感じ取ることが出来る能力で、頭の中で自由に音を構築することが出来ます。
この能力は右脳の発達が目覚ましい幼少期にしか取得できませんので、幼い内からのレッスンが必須といえます。
「感覚的」を育てる大事な時期です。「絶対音感」を身につけることは一生の財産になると言えるでしょう。
他の音(基準音)と比べて何の音かがわかる音感です。
基準音を与えれば、他の音は全てわかる能力です。
大人になってからでも身につけられます。
音楽を聴き、どのようなコード進行なのか、どのようなメロディーなのか耳コピーすることが出来ますし、より深く分析することが出来るでしょう。
「絶対音感」が身についている人でも、音楽とより結びつけるために「相対音感」も身につけることが好ましいです。「相対音感」は音楽と向き合っていく上で大事な音感だと言えるでしょう。
このような音感を鍛え、リズム感や知識なども同時に伸ばし、音楽の基礎的な部分の訓練が「ソルフェージュ」です。