昔のカラオケの採点機能だと、ビブラートは「不安定な音程」と判断されてしまい点数を下げる要因となっていました。
ですが最近の採点機能は、ビブラートをプラスの採点基準として取り入れていることが多いように見受けますので、上手なビブラートをかけることが出来ると点数アップに繋がります。
ただしポイントアップに繋がるのは"機械が判別出来るレベル"のビブラートに限ります。
「ビブラートのところだけ加点につながらない(減点されている)」と伸び悩んでいる方、それは機械が判別出来ないビブラートをかけてしまっている可能性が高いです。
自信がないのであれば、わざとビブラートをかけずまっすぐのロングトーンで音程を正確に歌い上げ、安定感のポイントを稼ぐも点数アップの手段としては正解かと思います。
では、採点アップに繋がるビブラートはどの様なものでしょうか?
それは、「音の揺れ幅が一定で深いビブラート」です。
良い手本としては声楽家、オペラ歌手のようなビブラートです。
逆にポップス系歌手のビブラートは真似しない方が良いかもしれません。(例外はあります)
ビブラートにも色々と種類がありますので、それを使い分けられるようになることは高度な技術だと言えるでしょう。
ビブラートとは歌に慣れていけば自然とかかるものですが、正しく美しいビブラートを手にして使い分けるには基礎練習を重ねる必要があることだけは覚えておきましょう。
繰り返しになりますが、わざとビブラートをかけないのも高得点に繋がる手法のひとつです。